2014.08.07
永久歯は、5歳~6歳ごろから生え始め、だいたい15歳ぐらいまでに生えそろいます。
前歯が永久歯に生え変わるころを「みにくいアヒルの子の時代」といい、歯並びが不並いなことが多く、ご家族の方が心配して、よく来院されます。この時期の少しくらいの不並いは顎の成長によってきれいに並ぶことがあります。
ただ、反対咬合(うけ口)や、上顎前突(出っ歯)という人はこの時期に治した方が後の成長発育に良いということもあります。
奥の方に生えてくる永久歯は完全に生えるまでブラシが行いにくくムシ歯になりやすいので、注意することが大切です。歯科医院でもムシ歯になりにくくする為にシーラントという予防治療もあるので、歯科医院で相談するのも良いでしょう。
お家でのホームケアと歯科医院でのプロケアを上手に取り入れて、みにくいアヒルの子の時代を乗りきりましょう。