2014.08.07
最近、治療途中にしている歯がお口の中に残っている患者さんが多く来院されます。
治療途中の歯は、歯の表面にあるエナメル質という骨よりも硬い組織がむし歯によって溶けていたり、治療時に削っている場合が多く、虫歯ではない歯に比べてかなり虫歯が進行しやすい状態になっています。
元々が小さなむし歯で神経を残して治療できるものでも、治療途中にしておくと、やがて虫歯は進行し鎮痛薬が効かない程強い痛みが出て神経を取らなくてはいけなくなり、それでもそのまま放置すると痛みは止まりますが、歯自体残すことが難しくなり抜いてブリッジや入 れ歯となるケースが多くなります。
もちろん神経を残して治療する方が良いということは皆さん分かっておられると思いますが、早期発見・治療・完治というの は自然治癒しない歯科では大切なことです。
あなたのお口の中は完治しているでしょうか?